家賃滞納・不払いが発生しますと、日々、滞納賃料額が増大していきます。
迅速に対応していく必要がありますが、流れとしては、どのようになるのでしょうか。

①滞納賃料催告・解除の意思表示(内容証明郵便、特定記録郵便等)

②催告期間内に滞納額の支払いが無い場合、解除の効力が発生

③訴訟提起

④明渡・滞納賃料支払いを命じる判決

⑤判決後も任意退去が無い場合、明け渡し強制執行の申立て

⑥執行官による催告(口頭で明け渡しを求める手続)

⑦それでも退去が無い場合、執行官による断行(実際に物を搬出する手続)

以上が、原則的な流れになります。
この他に、占有移転禁止仮処分が必要な場合や、断行後に売却期日が設けられる場合もあります。